現在まで新聞や雑誌等、テレビ以外に登場した「河辺啓二」をすべて掲載しておこうと思います。とはいえ、散逸したものも多く、見つかったものから順次、以下に示して行きたいと存じます。

天声人語

朝日新聞 2020/3/27 掲載記事

朝日新聞「声」に私の投稿が掲載されて3日後、それからの引用文が「天声人語」に載りました。「天声人語」といえば、同紙の看板コラム、多くの人が読んでくれたはず・・・。


町医者を二つの危機から救って

朝日新聞 2020/3/24 掲載記事

前回、「一般的な社会問題についての意見はなかなか採用されませんが、『医師として、医療現場からの意見』は新聞社の担当者は耳を傾けてくれる」と述べましたが、今回も、我々末端の医療現場の「嘆き節」を聞いてくれたようです。

もちろん、新型コロナウイルスによる肺炎で重症となっている患者さんたちを助けようと奮闘されている先生方には深く敬意を表するものでありますが、私らのような個人医院の町医者もそれなりに苦労があることを知ってもらえるのが狙いですね。


妊婦加算より「他医受診加算」を

朝日新聞 2018/12/9 掲載記事

8月の「医師の仕事「男性有利」は幻想」に続き、今年2度めの採用です。

今年は、前回の医学部入試男女差別といい、今回の妊婦加算問題といい、医療における女性の立場を考えさせることが多かったように感じます。

とまれ、一般的な社会問題についての意見はなかなか採用されませんが、このような「医師として、医療現場からの意見」は新聞社の担当者は耳を傾けてくれるようですね。


医師の仕事「男性有利」は幻想

朝日新聞 2018/8/29 掲載記事

かつての「投稿マニア」も鳴りをひそめてウン年も経ってしまいました。

たまに投稿したこともありましたが、ボツ続き。以前のようにおもしろいほど採用されることはなく・・・。

まぁ、以前ほど社会的関心事が減った・・・、いや、いろいろ社会的問題は続発しているが、私自身の社会への関心が減ったのでしょうか。
つまり、多くの世の問題に一家言を持つ人間から「世捨て人」に変化しているような気もしますね。

「声」の掲載は、なんと4年ぶりとなってしまいました。

私以外にも医師も含め3人の方の意見も同時掲載されていました。
そちらは、8月30日付けのブログに載せていますので読まれるといいと思います。


手足口病 流行の兆し

上毛新聞 2017/7/6 掲載記事

掲載前日の5日(水)に、私の住む群馬県の地元紙・上毛新聞の記者からクリニックに電話があり、ちょうど患者さんがあまりというかほとんどいなかったこともあって、アポなしの「電話取材」を受けました。

手足口病が太田地域に多く発生しているという。
小児専門でないせいか、今年特に多いという実感がないことを伝えました(なぜ小児科医でない私が取材対象として選ばれたか不明)。

特効薬など治療法はないこと、原因ウイルスは複数あるため、一度かかってもまたかかることがあること、最近診る患児は、手足口だけでなく、他の部位に発疹が出る亜型のものが多いこと、発症した場合、口腔内の痛みで摂食が困難となることが最も困ることなどお話ししましたが、紙面の都合でしょう、結局掲載されたのはありきたりな予防策くらいなものでした。


思えば、中学生のとき、あまりに過疎地だったため、隣町の中学校と統合することとなり、その統合式の際、学校代表で挨拶したことが地域の新聞『愛媛新聞』に小さい記事ながら写真付きで報じられたのがマスコミ初登場だったかなぁと思います。(さすがにそのときの新聞は紛失している)

その後は、当時は行われていた『サンデー毎日』の東大合格者名簿(現在は個人情報うんぬんでなくなったが)に氏名のみ掲載されたものです。14年後の理Ⅲ合格のときも載りました。更に、官僚新人のとき、農林水産省がなぜか当時の大蔵省、通産省と同等扱いされて同誌の「主要官庁上級職採用者氏名」に氏名が掲載されたことがあります。

本格的なマスメディア露出は、開業医になって本を出すようになってからですが、医学生のとき、『愛媛新聞』と朝日新聞の『アエラ』に大きく載せてもらいました。さすがに全国版の『アエラ』は反響が大きかったようです。後年、開業医になって理科Ⅰ類の同級会に出席したとき、「『アエラ』読んだよ」と言われたものです。