・・・・・・・・・・・・・河辺啓二の勉強論(10)
今年6月に初めて受検した「日本語検定」だが、時事通信社賞・パロディー優秀賞ということで表彰状をいただいた。表彰状なんて何年ぶりだろう。数学検定で大臣賞をもらったとき以来かな・・・。受検直後自分としては会心の出来でないと感じていただけに、合格に加えてこのような賞をいただくとは、意外だし嬉しいものだ。
日本語検定委員会が出している季刊誌によると、私の受けた平成27年度第1回は、全部で受検者40,401人、うち1級受検者は1,002人、合格率1.6%つまり1級合格者はたったの16人(!)ということになる。4万人中の上位16人に入ったのだから、私の日本語力(国語力)は捨てた物ではないと自負してしまう・・・。しかし、受検者数全国1位と思われる検定、漢字検定1級にまだ受からない。
三大検定(英検・漢検・数検)1級のうち、漢検以外はとっくに受かっている。更には国語三大検定と言っていいと思われる、日本語検定(読売新聞)、語彙・読解力検定(朝日新聞)及び漢検のうち、2つの1級は、昨年と今年で受かった。要するに「ダブルリーチ」の状態なのだが、今年も受かりそうにない。というのは、6月の漢検受検は、かなり準備して臨んだにもかかわらず、7割しか出来ず(合格ラインは8割。過去最高で7割6分)、玉砕。その後「戦意喪失」状態で、この夏は欧州旅行などで(仕事以外は)enjoyしてしまったのである。
最後の難関―漢検1級、重箱の箱を穿(ほじく)るような問題が多い。市販の問題集で95%以上正答できるようになっても受からないのがこの試験だ。