愛媛新聞『道標(みちしるべ)』は、2004年1月からスタートし、毎週日曜日付け朝刊1面肩に掲載される大型コラム(評論)です。愛媛県出身の人や、以前愛媛県内で活躍した人など、愛媛にゆかりがあり、現在は県外で活躍する5名の人が、交代で、現代文化論や社会時評、ふるさとへのメッセージなどを寄稿するものです。8年めの2011年、愛媛県出身の河辺啓二に執筆者の1人として(昨年秋に)依頼が来たのであります。
私としては、とても嬉しいことです。愛媛新聞は、愛媛県に住んでいた子供の頃から馴染んでいた唯一の新聞です。というのは、当地北関東当たりでは地元新聞(群馬県では上毛新聞)ばかりでなく読売新聞などの全国紙の購読者のシェアが高いのですが、愛媛県では全国紙のシェアが(関東地方のように)あまり高くないようです。事実、愛媛にいたとき、読売や朝日を読んだ記憶がほとんどないものです。担当記者さんのお話では、数十万部の発行数だとか。日曜1面の記事だけに「視聴率」は高いようで、数十万人の人が私の文章を読んでもらえるのではと思うと、大変光栄なお役目をいただいたものだと感謝にたえない。
さて、今後のこの愛媛新聞掲載記事ですが、形式的には「メディア(その他)」のコーナーに該当するのですが、連続もの(10回掲載の予定)だし、「愛媛」という地域色も濃いので、同じく地域的な香りのする「わがいとしの上州弁」の次のコーナーに独立したコーナーとして設置することとしました。
2010年12月27日付け愛媛新聞に、2011年の執筆者の紹介記事が掲載されましたので、ここに掲載します。