米国、WHO脱退

・・・・・・・・・・・・・河辺啓二の政治・行政論(34)


業を煮やしたトランプ大統領が、遂に世界保健機関(WHO)脱退を表明した。米国民10万人以上の生命を奪った新型コロナウイルスの張本人の中国に牛耳られて(操られて)いるWHOの組織改革を要求するも黙殺されたことに激高したのだろう。もちろん、国内世論に配意した政治的思惑があるのだろうが。


先日、ネットで実に痛快な風刺画を見つけて思わず笑ってしまった。合成写真のようだが、実によくできている。ひらがなで「てどろす」という名札を付けた腹話術人形を操作する超大物政治家の「絵」である。「てどろす」ちゃんはいつもの我鳴(がな)っているような表情、巧みに操る習さんはいつものようにディズニー人気キャラクター風貌で冷静沈着。背景は日テレ「笑点」の舞台のような・・・。


ちなみに、かつての満州国政府などを指した「傀儡(かいらい)政権」の傀儡とは操り人形のこと。